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悲しかったこと
2011年 10月 18日
10月16日に悲しいことがありました。
家から徒歩で30分くらいのところに、家と同じくらいの大家族の方がおられます。子供の年齢も家とほぼ、同じくらいの子供さん方が8人で、同じ保育園に子供が通っていました。親同士は親子遠足で顔を合わすくらいのことで、お付き合いをしたことはありませんでした。しかし、出会うたび、にっこり笑っていました。お互いに家の中がどんなに忙しいか、わかっていたし、もし、話始めたら、止まらなくなって、夜になっても家に足が向かわないかも、なんて思ったからです。おそらく、Y代さんも同じ気持ちだったのではないかと、考えています。二男の織人の高校の入学式のときに何年かぶりでY代さんと長女のKさんに会いました。偶然、Kさんと織人は同じクラスになり、その日、「久しぶりですねえ。入学式に提出する書類、大変でしたよね?」「家族の名前と生年月日を全員分、何であんなに繰り返して記入しないといけなんでしょう。」と笑いあいながら、子供達のいるクラスに向かいました。 織人は陸上部に入部し、Kさんは陸上部のマネージャーになりました。二人は家庭の環境が似ていることや、家も近いこともあって、友情を育んでいたようでした。織人は「今日、Kさんの家に行ったけど、綺麗だった。家より大きかった。一軒家だから、猫もいてうらやましかった。」と言っていました。家業をフルタイムで手伝っておられて家も綺麗にできるなんて、スゴイと私は尊敬してしまいました。 織人から「Kさんが、ワーキングホリデイに興味を持っている」と聞き、織人とKさんを陸上スタジアムに車で連れて行きながら、車中カウンセリングもしました。「100万円は貯めなさいよ。」と 高校生の子にはきついかな、と思いながら言いました。 10月17日の朝、織人はKさんから「母が亡くなりました」とメールを受け取りました。織人と私はお通夜に参列しました。Y代さんの遺影は笑っているけど、6歳の末っ子を残し、どんなに心残りだろうかと、悲しくてたまりませんでした。 お見送りをしてくれた、Kさんは、長子という責任感からか、涙を見せず、気丈に振舞っていました。そして、 「母は、癌だったんです。最後に病院を外泊して家に帰って来たのが、9月27日でした。フォーサイスさんのテレビを見たいと言って、帰って来たんです。母は笑いながら見ていました。何度も繰り返して見ていました。私達、兄弟もフォーサイスさんの兄弟のような結束力を持つことを目標にしようと、話し合ったんです。」と言ってくれたのです。 結局、Y代さんとお友達になることはできなかったけど、テレビ放送を通じて、Y代さんと繋がることが少しできたようで、嬉しい気持ちになりました。テレビで放送されて良かった、と思いました。 Kさんは、「私、お金は貯めたんです。でも、弟達がいるから、今すぐにはいけないけど、絶対、ワーキングホリデイでオーストラリアに行きたいです。」と言い、織人は「オレ、サンシャインコーストにずっといて、待っているから、いつでも来て。」と励ましていました。
by opmforsyth
| 2011-10-18 14:52
| フォーサイス劇場
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